三愛電子工業株式会社
部門紹介
三愛電子工業の4つの部門を紹介しています
営業部門
営業部門は、チームワークが大きな強みです。どんなことでもいつでも相談出来る場があります。風通しが良く、安心して働ける環境がここにあります。
営業活動においては、交通事業と自治体事業の2つの仕事をしております。交通事業における主な営業先は関東私鉄です。電車の接近や出発時の注意喚起放送や、乗り換え案内などを行う「駅専用のアナウンスシステム」が主力の自社製品です。老朽化した機器を更新する提案営業が主な仕事です。それ以外にも、路線周辺の気象データを収集し運行の判断に活用する鉄道用気象情報集中監視システム、利用者の方に向けた遠隔筆談システム、乗降監視用カメラシステムなど扱う商材は多岐にわたります。
自治体事業における主な営業先は、神奈川県や東京都の自治体です。悪天候や発災、そして、ミサイルが接近した際に地域住民へ避難や安全を呼びかける時に利用されている「防災行政無線システム」が主力の商材です。
又、付加価値として、グループ会社が構築した「防災情報一括配信システム」も併せて提案営業を行っております。その他、自治体以外にも、タクシーをはじめとする公共交通機関における各種無線通信の分野で幅広いお客様を獲得しています。どちらも、一人の営業が固定のお客様を長期に担当する事で、お客様と深い信頼が構築され、仕事を円滑に進める事が出来ております。また、皆が技術に興味があり、学ぶ機会もあり、お客様への提案を楽しく感じるところをもっています。
我々営業部門は営業活動を通して、公共交通機関を利用される旅客や地域住民の皆様に、安心・安全・快適な暮らしのための情報をお届けする、インフォメーション・サービス・プロバイダーとして、社会に貢献していきたいと思っております。
技術部門
技術部門は、システム設計・設置・保守を行う部門です。大きく分けると鉄道関連と自治体関連の2つになります。
鉄道関連では、駅での列車の運行を案内する自動放送装置、それを放送するスピーカ、車掌又は駅掛員が行うワイヤレス放送システムの導入をはじめ、車掌用及び防犯用カメラ、雨量・風速・地震などのデータを基に運行管理を行う気象情報システム設備の設置、地下街などの消防用の無線アンテナ設備(無線通信補助設備)等の通信設備工事をしています。
又、自治体関連では、各自治体から住民への各種案内を無線を利用して放送する固定系防災行政無線の設計・施工・保守を行っており、近年放送だけではなく、同時にFAX・電話・LINE・Twitter等も利用し、住民への一斉配信を行うシステムになっている自治体もあります。そのほか管内の情報収集を行ったり連絡を行うための移動系防災行政無線の工事をはじめ、非常放送設備工事、LAN工事、電話工事、タクシーの配車システム工事等を行っております。
様々な現場での経験によって無線・通信の技術を向上させ、電気工事士、電気通信主任技術者、建築施工管理技士といった多数の資格取得にも結び付いています。一人一人がプロ意識を持ち、お客様の目線に立って、安全・品質の向上に努めています。
開発技術部門
開発技術部門は、自社ブランドの製品開発・製造を行う部門です。
当社は列車を安全に運行するために必要な各種情報通信システム、AVシステム等をワンストップで提供していますが、その中で開発技術部門では、長年培った、オーディオ回路設計技術と組込システム開発技術を活かして、汎用品では実現が難しい、より安全で利便性の高いシステムをお客様と共に考え、製品化しています。
製品開発は、試行錯誤の連続で、苦労も多い業務ですが、自分達のアイデアを具現化するモノづくりの醍醐味を味わうという魅力が、仕事の大きなやりがいであり、原動力になっています。開発技術部門の業務内容は、電気回路設計等のハードウエア設計業務やソフトウエア開発、製造、検査業務等、普段は社内での業務が中心ですが、システムの運用開始時期が迫ると、現地を訪問し、設置サポートや導入後の運用サポートまで多岐に渡る業務に従事します。鉄道用システムは、昼間は止めることができないため、夜間作業を行ったり、休日の修理対応に呼ばれることもありますが、列車の安全運行、安定輸送のため、日々使命感をもって取り組んでいます。
また、新たな技術を用いた新規案件への取り組み、グループ会社との技術面での連携は今後ますます重要になります。
今後も、お客様のために妥協せず、真面目に製品開発を行い、鉄道と共に発展してまいります。
管理部門
管理部門は、経理部と人事総務部、それに技術部門の支援を行う業務推進室が統合された部門になります。いわゆるバックオフィスと呼ばれる部署になり、幅広く会社の裏方として活躍します。
経理部は、会社の決算から支払い、財務、税務などを担当している部署です。会社の「お金」に関わるあらゆる業務を担い、社員の税金の処理等も行っています。また、数字から見える会社の状況を社内に積極的に発信していくことも重要な役割のひとつです。
人事総務部は、採用・教育研修・給与をはじめとする「人」に関する業務から、会社の法務、備品管理といった庶務業務まで多くの業務を行います。とりわけ、社内研修制度を通じて、組織力、人間力の発揮を促す重要な役割を担います。人財の成長を全力で支援します。
業務推進室は、技術部門の仕事を円滑に進められるようにするために、データのまとめ、書類作成、その他あらゆる雑務といった様々な側面から業務を支援していきます。会社の裏側で管理をすることだけが、目的ではありません。それと同時に私たちには、社員のサポートとしての役割もあります。社員から日々多くのお願いごと、問い合わせをもらいます。それに対してどれだけ的確なレスポンスできるかが腕の見せ所です。
社員の皆がどうやったら働きやすくなるかを常に念頭において、自らの業務を進めています。